君が人生の時@新国立劇場 中ホール
仕事の関係で一度は諦めたこの舞台を、今日観に来るのは必然だったのだろうなと感じてる。
当初予定した日に観れたとしても、きっとここまで深くは感じられなかったんじゃないかなとおもう。
平和な安酒場。端の席で優雅に酒を呑むジョー。
ジョーの周りで、それぞれに特段相関のない様々な人が、様々な話や出来事を持ってくる。
それを眺め、味わい、時に身を乗り出して触れていくジョー。その様は世界の傍観者のようで、ときには創世者のようで。
「人生は芸術だ。帳簿をつけるのとは訳が違う。」
そう言って老人の話に耳を傾けるジョーは、参加者ではなく観測者に過ぎないのだけど、人生を諦めきってはいないその姿がとてもかっこよかったし
こういう在り方、したいな、と、ほぼ不可能だからこそ憧れを抱きましたとさ。
さて、blogを改めて始める。
書き初めがこの舞台についての記事でよかった。