Cook a Life

人生をさまざま料理してゆく。

毒りんごの宴〜暁〜に行ってきた。

 

金房実加さん主催の、「毒りんごの宴~暁~」に行ってきた。

タイトルとは裏腹の素敵な会でしたよw

 

何をか求めて行ったのか、と言われたら、そういうわけでもなく

あ、旦那さんお手製の絶品スイーツは求めていたかもしれない。

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これ、フルコースのデザートレベル。。。

メガネさんこと森田徹さん(お料理教室満席!)の腕前はもう、平伏すクラス。

 

私の他には

「いま」を切り取る素敵カメラマンのくずはらまりさん

美容師であり居酒屋の女将、パワフル母ちゃんな大室久美子さん

公務員ドロップアウトして自由に羽ばたき始めたしーばさん

 

錚々たる面子だった(・・;)

こういうところでしか交わらなかっただろうな、とういう方々とお会いできるのが

イベントに顔をだす醍醐味でもある。

 

今回集まった皆さんに共通していたのは

 

限界まで頑張って、「あれ、もうこれ違うんじゃない?」ってふと感じている(感じた)

 

ことかな、と。私見。

 

そして行き着く、「クズであれ」という話。

 

何もできなくたって、生きてていいし

大した成果が出せてなくたって、笑ってていいし

当然、寝てもいいし休んでもいいし、ね。

 

私自身、一気にいろんなものを喪って何もできなくなった時期があり

できないことだらけなのは仕方ない。と、ポンコツな自分を受け容れるしかなく。

でもそのおかげで、どれほど周りに赦されて生かされてるかが分かった。

 

そんな話をさせてもらったり、皆さんの話も聞かせてもらったりして

行き着いたひとつの解が

 

 

私クズやし、でも生きてるし
てことはみんな頑張ってる裏側結構クズちゃう?お互いさま!

っていう「寛容なこころ」

 

私クズやのに生き長らえてるのは
みんなのすごさに手厚く支えてもらってるからで
いやほんま頭上がりませんありがとう!

っていう「感謝のこころ」

 

私クズでみんなクズ
でもみんなすごいんだったら私も実はすごいんちゃう!?

っていう「根拠のない自信」

 

 

このみっつを持ち歩いてたら、生きていけるのかも、ということ。

 

だから、きっと。

世界は優しいという前提に立てば、優しい世界で生きられるのだとおもう。よ。

 

とかく、優しい宴の時間だった。

毒りんごの毒、は、もしかしたら頑張れと急かす社会に対して「クズでよくない?」と投げかけるその姿勢のことだったかもしれない。

その毒が、いつか誰かの薬になりますよう。